巨人・長野 沢村栄治氏にささぐOP戦1号 侍戦士から刺激

[ 2017年3月23日 05:30 ]

オープン戦   巨人1―2日本ハム ( 2017年3月22日    伊勢 )

<巨・日>沢村栄治生誕100年記念試合として高橋監督(左端)以下全選手は14番のユニフォームを着用して試合に臨んだ
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 巨人・長野が、偉大な先輩にオープン戦1号をささげた。0―0の2回。外角高めのカーブを完璧に捉えた打球は左翼席に吸い込まれていった。

 巨人のエースだった故沢村栄治氏の生誕100周年を記念して出生地・三重県伊勢市で実施された一戦。長野もチームメートとともに永久欠番の背番号「14」のユニホームを着用してプレーした。前日には、高橋監督とともに同市内にある墓前を訪れており「こういう試合で打てたことはうれしい。リーグ優勝して、秋にいい報告をしたい」と表情を引き締めた。

 侍ジャパンはWBC準決勝で敗退したが、前回大会に出場した長野は菅野、坂本勇、小林の同僚の活躍に刺激を受けていた。「テレビでずっと見ていた。僕も負けないように頑張りたい」。開幕も目前に迫り、選手会長もギアを上げつつある。 (重光 晋太郎)

 ▼巨人・田口(先発で6回2安打無失点)0点に抑えられたのが一番。いつか沢村賞を目指せるような選手になりたい。

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