巨人・中井 伝説の大投手に誓った活躍 地元の声援をパワーに変えて

[ 2017年3月23日 09:45 ]

 巨人の選手全員が、背番号14をつけてプレーした。22日のオープン戦、日本ハム戦は、故沢村栄治氏の生誕100周年記念試合として開催された。同氏の出身地、三重県伊勢市の倉田山公園野球場は全面人工芝の立派なグラウンドだった。平日にも関わらず8514人が詰めかけた。

 今季10年目を迎える中井にとっては、特別な一戦になった。同郷の偉大なOBの背番号を背負い「1番・一塁」でスタメン出場。初回の第1打席では詰まりながらもしぶとく右前打を放ち、スタンドを沸かせた。沢村氏については「子供の頃から話を聞いて知っていた」と話し「先輩の背番号に恥じないプレーをしないと。縁があって同じ巨人のユニホームを着ている。縁があるのがうれしいと思う」と、喜びを感じながら試合に臨んだ。

 キャンプは2軍で過ごしたが、全体練習の最後に組まれた「素振り」の時間が、自らを見つめ直す契機になったという。バットを寝かせて両手首をリラックスさせるフォームを固め、シーズンに向けて準備を進めてきた。1軍初昇格となった3月19日の西武戦(メットライフドーム)で2安打を放つと、翌20日のヤクルト戦(神宮)では3打数3安打の大当たり。高橋監督が「どうしちゃったんだろうね」と目を丸くするほどの、猛アピールだった。

 自身初の開幕スタメンへ向け、伝説の大投手に活躍を誓った1日。地元の大声援に「ありがたかったですね」と、パワーをもらった様子だった。(記者コラム・川島 毅洋)

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