侍Ｊ中田　腰「大丈夫」快音響かせた　カ軍スカウトも熱視線

練習を終え、ホワイトソックス対カブスのオープン戦を観戦する（左から）中田、鈴木、筒香、坂本勇
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　侍ジャパン・中田がバットを振り込んだ。２８スイングで柵越えは１本だったが、中堅から左方向中心に鋭い打球を連発した。

　刺すような日差しの中で「日本と違って暑い。でも汗もかけているし、いい感じ。気持ちがいい」。２次ラウンド最終戦だった１５日のイスラエル戦は疲労の蓄積で腰の張りが出たことなどから大事を取って欠場したが「スイングもいい感じ。大丈夫です」と回復をアピール。小久保監督も「動きを見たら問題なさそうなので一安心しました」と話した。

　練習にはカージナルスのスカウトが訪れ、熱視線を送った。順調にいけば今季中に国内ＦＡ権、来季中に海外ＦＡ権を取得するため、レッドソックスを含めたメジャー２球団が興味を寄せている。ここまで４番・筒香と並ぶチームトップタイの３本塁打、８打点をマーク。５番打者は「せっかくここまで来たので、みんなで頑張りたい。いい準備をしたい」と準決勝を見据えた。