T―岡田 Good−Bye弾!糸井さん抜けても大丈夫

[ 2017年3月16日 06:35 ]

オープン戦   オリックス8―0阪神 ( 2017年3月15日    京セラD )

<オ・神>3回2死一塁、T−岡田が右中間に2ランを放つ
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 元同僚との決別を告げる、そして、進化を見せつける猛攻だった。阪神へFA移籍して実戦デビューとなった糸井の前で、オリックス打線が爆発。T―岡田の1号2ランを含む11安打8得点の猛打で大勝した。

 「きょうに関しては結果として出たので、形としては良かった。一本出たことは良かったです」

 “糸井ショック”払しょくを象徴する一撃だった。3回2死一塁の第2打席。2ストライクからの3球目、相手先発・秋山の真ん中高め直球をT―岡田のバットが捉えた。右翼席へ放り込んだ一発は、オープン戦6試合目で待望の初アーチ。2回の一挙6点のビッグイニングでは中島の先制適時打に続き右犠飛で加点した。「休み明けの昨日の試合を取れなかったのは、シーズンに入ったらキツいんで。しっかりみんなが自分の仕事をして、ビッグイニングになったのかなと思います」。その後の駿太、西野の連続タイムリーを呼び込んだ。

 糸井の阪神へのFA移籍が決定した昨年12月、神戸市内で選手会納会が行われ、新選手会長に就任したのがT―岡田だった。「糸井さんが抜けた穴は大きいが、みんなでカバーする」。そう決意表明していた男が言葉通りの猛攻をけん引した。

 昨季打率・306、53盗塁で盗塁王に輝いた元大黒柱が離れても、打線に陰りがないことを証明した形。福良監督も「前から言ってるでしょ、(糸井の穴は)カバーできるって。嘉男は元気に出られて良かったですね」と手応えを口にした。

 前日14日の試合前練習で糸井と談笑するなど旧交を温めた。「大した話はしてないですけどね。僕らは僕らで、やるべきことをしっかりやっていくだけです」と背番号55。生え抜き主砲が、大黒柱として逆襲のキーマンになる。 (湯澤 涼)

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