千隼 新設の「清水安三賞」受賞 3冠で「本当に光栄」

[ 2017年3月15日 05:30 ]

同級生と記念写真に収まる佐々木千隼
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 ロッテのルーキー・佐々木が都内で行われた桜美林大の卒業式に出席。同大初のドラフト1位入団となり、桜美林学園の名誉の向上に貢献したとして、今年度新たに創設された「清水安三賞」を受賞した。学長賞、野球部に贈られた「スポーツ功労賞」と合わせて「3冠」を受賞し「本当に光栄」と笑みを浮かべた。

 学園創立者・清水安三氏の名を冠した同賞は、学長賞を上回る学園最高栄誉賞。栄えある第1号受賞には「びっくりした。初めてということで凄くうれしい」。14年12月まで同大特別コーチを務めた元巨人・桑田真澄氏や現特別コーチの元横浜・野村弘樹氏らの指導で、都日野時代に最速143キロだった球速は4年間で153キロまでアップ。「大学は育てていただいた場所。僕が活躍する姿を見せて恩返しできれば」と自覚を新たにした。

 先発した12日のDeNA戦(横浜)では5回1失点でオープン戦初勝利を挙げ、先発ローテーション入りへ前進。「プロなので結果が全て。一戦一戦大事に、結果を求めていきたい」と開幕1軍を見据えた。 (原田 真奈子)

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2017年3月15日のニュース