WBCでまたも…観客が“素手”でキャッチ リプレー検証で本塁打に

[ 2017年3月15日 11:03 ]

WBC2次リーグF組   ドミニカ共和国―プエルトリコ ( 2017年3月14日    サンディエゴ )

<ドミニカ共和国・プエルトリコ>2回、本塁打を放ったクルーズ。観客がボールを素手でキャッチし、ビデオ判定に(AP)
Photo By AP

 WBCは14日(日本時間15日)、2次ラウンドF組が開幕し、前回大会覇者のドミニカ共和国が登場。0―1で迎えた2回表に6番・クルーズの右中間への打球を、最前列に陣取った観客がキャッチし、リプレー検証が行われるハプニングが発生した。

 1点を追うドミニカは、この回先頭の6番・クルーズが右中間へホームラン性の当たり。誰もがフェンスオーバーを確信した瞬間、スタンド最前列で観戦していた男性客がグラウンド側へ両手を伸ばす形で打球を“素手”でキャッチした。

 クルーズはベースを一周して生還したが、リプレー検証が行われることに。その結果、フェンスオーバーが認められて判定は本塁打。判定の行方を見守っていたドミニカベンチは大喜びだった。

 今大会では、7日に行われた1次ラウンドB組の日本対キューバ戦で、侍ジャパンの山田(ヤクルト)が放った左翼への打球を、スタンドに陣取っていた観客がグラブをはめた手を伸ばしてキャッチ。リプレー検証の結果、二塁打となるシーンがあり、物議を醸した。

続きを表示

2017年3月15日のニュース