侍J青木 2次Rライバル情報教えます オランダ、イスラエルを丸裸に

[ 2017年3月10日 05:30 ]

WBC1次ラウンドB組   日本―中国 ( 2017年3月10日    東京ドーム )

青木(右)と話をする小久保監督
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 東京ドームでの希望練習。参加した7選手の中に、侍ジャパン・青木の姿もあった。約1時間半のほとんどを打撃練習に費やし「いい時間にしたかった。いい感じで終われた」。チーム最年長の35歳。リーダーの役割はプレーだけにはとどまらない。さらなる強敵が待つ2次ラウンドへ、「ティーチャー青木」のおかげで準備は着々と整っている。

 オランダ、そしてイスラエル。特に中東の世界ランク41位・イスラエルは対戦経験もない「まだ見ぬ強豪」だが、情報収集に抜かりはない。「オランダはメジャーの選手が割といるし知っている。イスラエルはマイナーが多いと聞いているけど、メジャーに上がった選手もいるしね」。そう話す青木こそが先生役だ。

 チーム唯一のメジャーリーガー。その目と耳を役立てない手はない。「青木からも話を聞いている」と志田宗大スコアラー。「メジャー選手はこの時期、6〜7割まで仕上がっている選手はいない。逆に2A、3Aの選手の方が仕上がりが早い」。そんな生きた情報をもたらされ、同スコアラーは「そういう話も加味していく」とした。すでにイスラエルに関してはメジャー経験者、マイナー組とデータは全てそろっており、1次ラウンド3試合のプレー内容も加えて徹底的に分析する。

 「(メジャーリーガーに)凄いのはいるけど、それは一部で、たいしたことはない」――。初代世界一に輝いた06年WBC。イチロー(現マーリンズ)が侍戦士を勇気づけた言葉だ。快進撃を続けるイスラエル、地力のあるオランダだが、必要以上に恐れる必要はない。青木も若きナインに「自信を持ってやってくれれば」と、普段通りのプレーを期待している。

 自身は、7日のキューバ戦の第1打席で二塁打を放ってから9打席連続ノーヒット。復調へ向け、フリー打撃では計180スイングと特打ともいえる打ち込みを敢行し「メジャーではない。“クレージー”と言われる」と笑った。各国の大リーガーは練習参加が強制とのルールがあるというが「元々、出ようと思っていたので」と意に介していなかった。 (鈴木 勝巳)

 ≪黒白バット二刀流調整≫青木はフリー打撃で白木と黒の2種類のバットを使い分けた。長さは黒が若干短く、バランスも違うという。「二刀流」の理由について「他のバットを使うと自分のを持った時に(感触などが)良かったりする」と説明。わずかな差だが、稲葉打撃コーチも「彼(の打撃)は繊細」と評した。「基本的に白だけど両方とも試合で使ったことがある」という2本の相棒で快音を響かせた。

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