侍J小久保監督 11得点も守り勝ち強調「初回の菊池のプレーが大きかった」

[ 2017年3月7日 18:53 ]

WBC1次ラウンドB組   日本11―6キューバ ( 2017年3月7日    東京ドーム )

<日本・キューバ>牧田がウイニングボールを小久保監督に渡す
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 11得点を奪ったものの、決して簡単な勝利ではなかった。重圧のかかる初戦を白星で飾った侍ジャパンの小久保裕紀監督(45)は試合後、安どの表情で試合を振り返った。

 「試合前に、選手には当然、緊張すると思うが、その中で冷静になるよう話をした。独特の緊張感があったが、その中でも初回の菊池のプレーが大きかった」。初回、先発・石川が安打と味方の失策で無死一、二塁のピンチを招いた。続く3番・セペダの一、二塁間の強烈なゴロを菊池が好捕し併殺。4番・デスパイネは四球で歩かせたものの、5番・サーベドラを三ゴロに打ち取り無失点でしのぐと、その裏、筒香の先制打が飛び出した。

 初戦の先発を任された石川はWBC初出場。中堅・青木が好プレー連発で盛り立てると、4回1失点と試合をつくった。この序盤の流れが中盤以降の打線の爆発を呼んだ。「8番・松田が(4安打4打点と走者を)還したり、センターの青木も非常にいいプレーがあった」と指揮官。8日はオーストラリア戦。「きょうのことは終わり。またあした。全部勝って2次ラウンドに進みたい。あしたも頑張ります」と先を見据えていた。

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2017年3月7日のニュース