ソフトB工藤監督「そこは難しい」ドラ1正義開幕ローテ絶望的 

[ 2017年3月7日 06:35 ]

田中(左)と工藤監督
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 ソフトバンクのドラフト1位右腕・田中正義投手(22)の開幕ローテーション入りが6日、絶望的となった。ヤフオクドームを訪れた工藤監督が「そこ(開幕ローテーション入り)は難しいというのは確かにある」と見通しを語った。

 春季キャンプは主力中心のA組でスタートしたが、投内連係、けん制などでミスを連発。心身の疲労を考慮し、2月23日の紅白戦以降は投球練習を中断している。4、5日の鹿児島、北九州遠征は外れ、筑後市のファーム施設で調整。7日に1軍へ再合流し、投球練習を再開する。

 既に和田、武田、千賀、バンデンハークに加え、東浜の開幕ローテーション入りは確実。残りの1枠は中田、摂津、松坂のベテランが争っており、チャンスを与えられる時期は過ぎ去った。

 ただ、開幕1軍の道が閉ざされたわけではない。「先発より、まず中継ぎの方がいいのかなと。先発、中継ぎも含めて完全に外れたわけではないよ。厳しいのは確かですが」と工藤監督。直球の威力は1軍トップクラスだけに今後はリリーフの適性を試すなど、その可能性を探ることになる。

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2017年3月7日のニュース