上原、今季初登板 1回わずか10球で料理 川崎「凄い投手きた」

[ 2017年3月7日 05:30 ]

オープン戦   カブス9―9レンジャーズ ( 2017年3月5日    サプライズ )

<レンジャーズ・カブス>登板を終え、ベンチで笑顔を見せるカブスの上原。右端は川崎
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 カブスの上原が古巣レンジャーズとのオープン戦で今季初登板し、4回の1イニングをわずか10球で3人で片付けた。41歳は「まだ結果を気にする時期じゃない。制球をもうちょっと良くしたい」と振り返ったが、新天地で完璧なデビューだ。先頭打者をフォークで左飛、次打者は習得中のカットボールで一ゴロ、最後は直球で中飛と全て違う球種で打ち取った。ベンチに戻ると、13年に世界一に輝いたレッドソックス時代からおなじみの「ハイファイブ(ハイタッチ)」も披露。「4月にピークを持っていって、半年間同じ状態を保てたらベスト」と抱負を語った。

 初代王者になった06年WBCでともに戦った遊撃の川崎を背にしての投球。「うるさいやつなんで、凄く楽にはなりますよ」と独特の言い回しで歓迎した。(小林由加通信員)

 ▼カブス・川崎(3打数無安打)久しぶりに(上原を)後ろから見ましたけど、凄い投手が来ましたね。「浩治頑張れ!」と声を出した。呼び捨てですけど、戦場なんでね。

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2017年3月7日のニュース