侍ジャパン 嶋が出場断念を発表「悔しいです」代役は西武・炭谷

[ 2017年3月4日 10:12 ]

会見で侍ジャパン辞退の心境を語る嶋
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 侍ジャパンの嶋基宏捕手(32)が4日、大阪市内のホテルで会見を開き、ふくらはぎ痛のためWBC出場を断念したことを発表した。

 「2日前に僕の方から小久保監督に話をした。悔しいです。出るからには100%、120%で出ないと。中途半端なパフォーマンスでプレーして敗戦につながったら、それほど悔しい思いはないと考えた」と語った。今後は所属球団の楽天に合流する。

 3日の阪神戦(京セラD)でナインにチームを離れることを伝えた。「テレビの前で一生けん命応援します」と話したという。

 代わりに西武・炭谷銀仁朗捕手(29)がこの日午後に合流する。嶋は炭谷に連絡したことを明かし「大会前に申し訳ない、と伝えました」と語った。炭谷の背番号は「9」に決定した。

 小久保裕紀監督(45)は嶋の離脱を受けて「嶋は侍ジャパントップチームの精神的支柱として、世界一奪還を実現するためにともに戦ってきてくれた。このタイミングでの辞退は本人が一番悔しい思いをしている。嶋の思いも背負い、チームが結束して本大会に臨みたい」とコメント。合流が決まった炭谷については「炭谷のWBCやプレミア12などの国際大会を戦い抜いた豊富な経験に期待している」と話した。

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