ダル「アドレナリンがゼロ」3失点 強風&審判不在、ボールも…

[ 2017年3月4日 05:30 ]

実戦形式での登板を終え、チリーノス捕手と話すレンジャーズのダルビッシュ
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 レンジャーズのダルビッシュが受難だ。マイナー選手相手に実戦形式の練習に登板し2回2/3、51球を投げて3ランを浴びるなど3安打3失点。実はドタバタ続きで「アドレナリンがゼロの状態」と戸惑いを抱えながらのマウンドだった。審判が不在のためストライク、ボールは捕手が判定。使用球は土でこねられておらずツルツルな上、強風も手伝い、スライダーがことごとく外れた。

 それでも「自分のやりたいことをやってよかったと思う」と前向き。左打者に5球投げたチェンジアップはゴロを打たせるなど「バッターの反応も変化も凄くよかった」と振り返り、走者を背負った場面でクイックモーションを試すこともできた。練習後のクラブハウスでの会見中には、別室で撮影のために発生させた煙に火災報知機が作動して消防車が駆けつけるなど、最後までドタバタだった。 (サプライズ・奥田秀樹通信員)

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2017年3月4日のニュース