金本監督指令 若虎よ侍撃て「自信にしてほしい」

[ 2017年3月3日 06:03 ]

西宮神宮を参拝しナインとともに必勝祈願をする金本監督
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 阪神・金本監督が若虎へ向けて侍ジャパンの投手陣攻略を指令した。3日の強化試合(京セラドーム)で激突。球界を代表する好投手との対戦は今春キャンプの成果を確かめる格好の腕試しになりそうだ。

 「日本を代表するピッチャーやバッターと対戦するチャンスがあるということ。バッターは良いピッチャーから打ってほしいし、ピッチャーは代表するバッターを抑えて自信にしてほしい」

 戦力の底上げを期して昨秋から厳しい鍛錬を課し、今春の1カ月間を経て身につけた力はどの程度なのか。投打ともに一線級との対決を楽しみにした。

 侍ジャパンの先発予定はソフトバンクの武田。昨季は14勝8敗、防御率2・95の好成績を誇り、阪神にとっては14年の日本シリーズで第2戦(甲子園)で7回を3安打1失点に抑え込まれた難敵だ。発展途上の若手の成長度を確認するには最高の相手と言っていい。

 開幕1軍入りへ毎日が正念場となるドラフト1位の大山は必死な姿勢を強調した。「打つことにこしたことはないけど、(相手は)日本のトップの投手たちだと思うので自分のやれることを大事にしたい」。キャンプで猛アピールに成功した同5位の糸原も「結果を出していくしかない」と意気込んだ。攻略すれば大きな自信を付けることは確実で、注目の対決だ。(山本 浩之)

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2017年3月3日のニュース