負けたけど…侍J小久保監督 打線に手応えも「山田の状態が良くなってきた」

[ 2017年3月3日 22:28 ]

 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンは3日、京セラドームで阪神と強化試合を行い、2―4で敗れた。

 侍ジャパンの小久保監督は「立ち上がりに武田があまりコントロールできず、ストライクを取りにいったボールを打たれてしまった」と2回4安打3失点で降板した先発・武田(ソフトバンク)の不調に厳しい表情を見せたが、打線には手応えを感じる部分も。

 「山田の状態が少し良くなってきた。自分の強いスイングができるようになった」とこの日「6番・DH」で起用した山田(ヤクルト)について評価すると、0―3で迎えた7回に追撃のソロ本塁打を左翼スタンドに放った5番・中田(日本ハム)についても「重苦しい中での一発は効果がある。彼には筒香の後をしっかりやってもらわないといけないので」と話した。

 また、2番手の牧田(西武)以降は軒並み好投した投手陣については「非常に手応えがあった」と明言。今後は5日にオリックスとWBC前最後の強化試合を行い、7日にはWBC1次ラウンド初戦でキューバと対戦する。「打線が絶好調というわけではないので、どうすればつながるかということをしっかり考えて最後の1戦を大事にしたい」とオリックス戦を見据えた。

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2017年3月3日のニュース