侍J、阪神に敗れる 先発・武田2回3失点降板 中田追撃ソロも及ばず

[ 2017年3月3日 21:54 ]

WBC強化試合   日本代表2―4阪神 ( 2017年3月3日    京セラD )

<阪神・日本代表>7回表2死、中田は左越えソロホームランを放つ
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 第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンは3日、京セラドームで阪神と強化試合を行い、2―4で敗れた。

 先発した武田(ソフトバンク)が2回を投げ4安打3失点で降板。7回には5番・中田(日本ハム)が阪神3番手のメンデスから左翼スタンドに追撃のソロ本塁打を放ち、8回には代打攻勢で1死二、三塁としてから菊池の投ゴロの間にさらに1点を返して1点差に迫ったが、その裏に7番手・秋吉が1点を返された。

 阪神は初回、先発・武田から北條、高山がいきなり連打して無死二、三塁。1死後、原口の遊ゴロの間に1点を先制した。2回には先頭・上本が四球出塁した後で大山が左翼線二塁打を放って無死二、三塁。1死後、板山の右翼線二塁打で2点を加え序盤で3点のリードを奪い、最後は2点差をつけて逃げ切った。

 侍ジャパンは2番手・牧田(西武)が2回で1人の走者も出さず無安打に抑えると、3番手・平野(オリックス)が1回1安打3奪三振、4番手・増井(日本ハム)が1回無安打投球とリリーフ陣が軒並み好投しただけに、武田の不調が痛かった。

 侍ジャパンは5日にオリックスとの強化試合を行った後、7日に東京ドームで行われるWBC1次ラウンド初戦でキューバと対戦する。

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2017年3月3日のニュース