楽天・岸 乱調2回5安打3失点 降板後も70球「ここから」

[ 2017年3月3日 05:30 ]

練習試合   楽天8―6西武 ( 2017年3月2日    清武 )

<西・楽>2回を投げ3失点の岸(左)は捕手の細川と話しながらマウンドを降りる
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 楽天・岸が西武からのFA移籍後、初めて対外試合に登板し2回を5安打3失点と乱れた。

 初回は直球だけで無失点に抑え、2回からは変化球を解禁した。ところが、1死二、三塁から源田に右前打を浴び1点を失うと、田代にも右前に運ばれた。「変化球のストライクが入らなかったので、こういう結果になった」と反省した。それでもあくまで“初戦”だ。梨田監督は「全く心配していない」と、31日のオリックスとの開幕戦(京セラドーム)を任せたエースへの信頼は揺るぎない。

 菊池との投げ合いは敗れた形だが、岸は「シーズン中(の再戦)を楽しみにしている。負けないようにしたい」と言う。降板後も約70球、ブルペンで投げ込んだ。「ここから調子を上げていければ」。開幕戦から逆算して、エースはコンディションを整えていく。 (黒野 有仁)

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2017年3月3日のニュース