巨人・吉川光 古巣ハム斬りで生き残る 2戦連続崩れるようなら…

[ 2017年3月3日 05:30 ]

ブルペンで投げ込む吉川
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 古巣斬りで開幕ローテーション入りをつかみ取る。巨人・吉川光が4日、日本ハムとのオープン戦(札幌ドーム)で登板予定。昨季まで10年間所属していたチームとの対決では、かつての仲間への情を捨てて、ひたすら結果にこだわる。

 「とにかく抑えることが前提なので」。2月26日のロッテ戦(沖縄セルラー)は3回8安打3四球5失点。「決めないといけないところで甘くなってしまった」と反省する。現時点では開幕ローテーションの有力候補だが、仮に2試合連続で崩れるようなら、立場も危うくなりかねない。

 「札幌ドームは投げにくいマウンドではないし、やりづらさも特にない。多少、紅白戦の感覚が残るかもしれないけど、厳しく攻めるところは攻める」。競争を勝ち抜くため、北の大地で“恩返し”の快投を見せるつもりだ。 (重光 晋太郎)

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2017年3月3日のニュース