緒方監督 戦力底上げ手応え MVP「名前は言わない」

[ 2017年3月2日 08:12 ]

 沖縄2次キャンプを打ち上げた広島・緒方監督は「名前は言わない」と“MVP”を挙げなかった。「ここからが大事。みんなに期待している」。ドラフト以外の補強は新外国人が投打で一人ずつ。目指すリーグ連覇へ現有戦力の底上げを期した1カ月間を終え、「実績のある選手はさらにレベルアップしてくれた。若い選手は1軍に近い力を見せてくれた」と一定の成果にうなずいた。

 今春は侍ジャパンに主力打者3人を供出。当面はベスト布陣を組めないオープン戦へ向けて「メンバーが代わっても戦い方は変わらない。気持ちだけではできない。どう1点を取り、どう1点を防ぐか。打つだけじゃない。走るだけじゃない。バントや進塁打。いろんな作戦に対してどう動いてくれるのか見ていきたい」とテーマを掲げた。

 外野に本格挑戦して近年の伸び悩みから脱しつつある高卒8年目の堂林も「打つことに一番、手応えがある。勝負はこれから。しっかりアピールしたい」と表情を引き締めた。

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2017年3月2日のニュース