嶋 侍離脱も…小久保監督示唆「入れ替えルールも確認してある」

[ 2017年3月2日 05:30 ]

侍ジャパン壮行試合第2戦   日本9―1台湾プロ選抜 ( 2017年3月1日    ヤフオクドーム )

<台湾・日本>試合前、守備練習する嶋(中央)
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 侍ジャパンの小久保裕紀監督(45)は1日、ふくらはぎの張りで別メニュー調整を続けている嶋基宏捕手(32)について、一両日中に出場メンバー登録をするかどうかの決断を下す考えを示した。

 台湾プロ選抜戦前に「3番手(捕手)として出られる状態であればそのまま登録するが、入れ替えルールも確認してあります」と話した指揮官。全体メニューに参加し、三塁の位置でノックを受けた嶋は「出たい気持ちはありますけど…」と話したが、試合に出られる状態まで高められるかは微妙な状況だ。小久保監督は「もう少し強度が上がってこないと。(試合に出られる状態にならないと)捕手2人と同じになる。それでは捕手に代打を送れなくなる」と説明。最終ベンチ入りメンバーの登録は大会直前まで行える見込みだが、仮に試合終盤からでも捕手として出場できるメドが立つかどうかが判断基準となる。

 嶋の大会参加を見送った場合は、西武・炭谷、ヤクルト・中村ら過去に小久保監督が招集したことのある捕手を中心に早急に人選を進めることになるだけに、最終決断に注目が集まる。

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2017年3月2日のニュース