前ロッテ伊藤氏が日体大大学院合格 コーチング学研究

[ 2017年2月28日 06:50 ]

 昨季ロッテで現役を引退した伊藤義弘氏(34)が27日、日体大大学院に合格した。4月から指導者になるための「コーチング学」を研究しながら、体育の教員免許取得を目指す。「指導者がどのような動機づけをすれば、人は自発的に行動を起こすのかを学びたい」と話した。

 引退を決意した当初から体育教師の夢を語っており、大学に入り直して教員免許を取得することも考えたが、「どうせ教員免許を取るなら、大学院で研究した方が幅が広がると思った」と受験を決意。野球の実技ではなく、筆記試験と面接で名門体育大に合格した。

 右腕は中継ぎとして1年目の08年から4年連続50試合登板を達成するなど、通算257試合に登板し6勝71ホールドを記録。しかし、右肘の手術明けの昨季は1軍登板がなく、戦力外となった。その後、合同トライアウトに参加し、巨人の入団テストを受けたが、結果は不合格。体育教師という新たな夢を見据え「生徒一人一人と会話できる教師になりたい」と話している。

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