メジャー選手の東京五輪参加難しい 選手会専務理事が見解

[ 2017年2月25日 09:41 ]

昨季、ワールドシリーズを制したカブス
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 大リーグ選手会のトニー・クラーク専務理事が23日、フロリダ州サラソタのオリオールズのキャンプ地で、2020年東京五輪で競技復帰する野球に大リーグ選手の参加は難しいとの見解を示した。AP通信が報じた。

 東京五輪の開催期間は大リーグのシーズンと重なる。同氏は「対話を閉ざすわけではない。どこに着地するかは分からない」としつつも「日程の問題があり大リーガーが出場するには相当な努力がいる」と語った。

 野球が最後に実施された08年北京五輪で、日本はトップ選手が参加したものの大リーガーは参加せず、米国代表はマイナー選手が中心。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長、スポーツ庁の鈴木大地長官らはこの状況をふまえ、トップ選手が参加する必要性を訴えていた。

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2017年2月25日のニュース