米コミッショナー WBC存続の意向「自分の任期中は続けたい」

[ 2017年2月23日 05:38 ]

記者会見するマンフレッド・コミッショナー(AP)
Photo By AP

 大リーグ機構のロブ・マンフレッド・コミッショナー(58)は21日(日本時間22日)、アリゾナ州フェニックス市内で記者会見し、3月開催のWBCについて「私はこの大会を愛している。自分の任期中は続けたい」と存続の意向を示した。過去、米国の最高成績はベスト4止まりで、国内では盛り上がりに欠けることや、採算に見合っていないとの観点から、昨年11月には一部米メディアが、今大会が最後の可能性があると報じていた。

 同コミッショナーは15年1月に5年間の任期で就任。「野球の国際化と、収益を草の根の普及に使うため、極めて重要な大会。日本、韓国、メキシコでプレーする選手たちに国際大会の機会を与える意味でも重要」と意図を語った。主催者は今大会から期間中に選手の入れ替えが可能な「指名投手枠」制度を導入。同コミッショナーには、開催時期や大会方式を改善したい思いがあるともされる。

 また、2020年東京五輪で競技復帰する野球で、大リーグ選手の派遣については「詳細が分からないので、言及できない」と話すにとどめた。

続きを表示

2017年2月23日のニュース