楽天、伊調馨の始球式登板を発表「青森、東北が元気になってくれたら」

[ 2017年2月22日 14:34 ]

昨年10月、日本シリーズで始球式を行う伊調
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 楽天は22日、本拠地開幕戦となる4月4日のソフトバンク戦(Koboパーク宮城)で昨夏のリオデジャネイロ五輪レスリング女子で五輪4連覇を果たした伊調馨(32=ALSOK)が始球式を行うと発表した。

 楽天は今季、一軍公式戦を初めて青森県で開催予定。東北全体を盛り上げるため、青森県出身の伊調に白羽の矢が立った。

 伊調は「東北の皆様の前で始球式が出来ること非常にうれしく思います。今年は楽天イーグルスの一軍戦が地元青森で初開催ということも伺いました。スポーツの力で青森、東北が元気になってくれたらうれしいです。全力で投球しますので、皆様のご声援をお願いします」と談話を発表した。

◆伊調 馨(いちょう・かおり)1984年(昭59)6月13日、青森県生まれの32歳。姉・千春さん(35)の影響で3歳からレスリングを始め、愛知・中京女大付高(現至学館高)から中京女大(現至学館大)を経て現在はALSOK所属。04年アテネ、08年北京、12年ロンドン、16年リオで五輪全競技を通じて女子個人史上初の4連覇。世界選手権で10度の優勝を誇り、03年3月から16年1月まで個人、団体合わせて189連勝(不戦敗除く)。昨年10月に国民栄誉賞を受賞。1メートル66。

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2017年2月22日のニュース