阪神・糸井 1軍完全合流見送り 3日連続フリー打撃も焦らず調整

[ 2017年2月20日 05:30 ]

フリー打撃でサク越え弾を放つ糸井
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 新加入の阪神・糸井が、21日から始まる沖縄・宜野座キャンプ第5クールでの1軍本隊完全合流を見送ることが19日、濃厚となった。

 「(第5クールも)今のこれ(メニュー)をずっと続けて行くと言われた。(調整段階が)バッとは上がらないです」

 現在右膝関節炎からのリハビリに励んでおり、この日は3日連続で屋外フリー打撃を敢行。31スイングで3本のサク越えを放ち、安打性の打球は10本だった。フリー打撃中には、日本ハム在籍時に1シーズンをともに戦った栗山監督と談笑するシーンも。終始リラックスした様子で広角に打ち分けると、金本監督は「やっぱり打球の強さとか、角度、ポイントは楽しみというかね。早くシーズン中、公式戦で見たいなというのが正直な感想ですね」と大きな期待を隠そうとはしなかった。

 だからこそ、復帰への道のりは慎重に模索する。本屋敷トレーナーは「焦らず、少しずつ練習強度を上げていくしかない。スイング数を増やしたり、走る距離であったり」と説明。早期での実戦復帰の可能性を問われると「まだまだそんな段階ではない」と否定した。(久林 幸平)

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2017年2月20日のニュース