大谷 故障防止へベースラン修正 一塁駆け抜けは左足で

[ 2017年2月20日 08:50 ]

練習でダッシュする大谷
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 右足首痛で別メニュー調整中の日本ハム・大谷が、ベースランニングを修正する。昨年の日本シリーズ、侍ジャパン強化試合で一塁を駆け抜けの際に右足首をひねったことが、現在の痛みの原因。再発防止へ「基本、駆け抜けは左(足)がいい。右足で踏む癖があるので、そこは矯正するのがベスト」と明かした。

 一般的に一塁駆け抜けは左足で踏むのがベター。野手、または一塁べースカバーに入る投手との激突を避けるためだ。だが、大谷は「実戦の中で夢中で走ると(どちらの足で踏むか)分からなくなる」と常に危険と隣り合わせだった。

 チームは沖縄・宜野座で阪神と練習試合を行ったが、この日の大谷は名護に残留し、30メートルダッシュを5本。前日は5割走だったが、「きょうは6、7割」と状態は上向き。「全力疾走を緩めてでも(左足で踏むことを)意識しないといけない」と川名外野守備走塁コーチ。21日にもベースランニングを再開し、矯正に着手する。また、2日連続で参加した屋外フリー打撃では50スイングで柵越え10発。場外弾も5発マークした。 (柳原 直之)

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2017年2月20日のニュース