メッセ先生“実演指導” キャンベルに持ち球全球披露「早く慣れて」

[ 2017年2月19日 05:30 ]

キャンベルに惜しげもなく変化球をすべて投げたメッセンジャー
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 仲間の活躍を願い、阪神・メッセンジャーが一肌脱いだ。ブルペン投球の際、目慣らしで打席に入った新助っ人キャンベルに持ち球の変化球をすべて披露するなど、球筋の確認に一役買った。

 「今日は彼にいろんな球を慣れてもらおうと思ったので。せっかく立ってくれたのでカーブとかを投げた。チームメートだから、一日も早く慣れてもらいたいのでね」

 同じ米国からやって来て、タテジマのユニホームに袖を通すことになったのも何かの縁だ。リーグ優勝という共通目標に向かって、突き進むにあたって来日8年目右腕はできる限り力を貸すつもり。ブルペンでは直球だけでなく、得意のカーブで内角を突くなど、本格的な投球に努めた。

 正三塁手&中軸候補のキャンベルは日本野球に慣れたい思いで13日のDeNA戦(宜野座)に志願して出場も2打数無安打1三振に終わった。さらに「ウイルス性胃腸炎」を発症して16日から2日連続で宜野座キャンプを離脱。病み上がりで巡ってきたエース右腕との“対戦”は大きな収穫となったはずだ。

 「打撃投手をやるよりも、直接、ゲームに行く方が良い」

 ブルペンでは74球を投じて初実戦となる22日の紅白戦(宜野座)へ向けて順調な調整ぶりをアピール。4年連続の開幕投手へ視界は良好だ。 (遠藤 礼)

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2017年2月19日のニュース