ゴセージ氏 再び過激発言!「自分とマリアノ・リベラの比較は侮辱的」

[ 2017年2月19日 16:13 ]

リッチ・ゴセージ氏(AP)
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 米国ニュージャージー州のニュースサイト「NJ・ドットコム」は17日、ヤンキースの春季キャンプで臨時コーチを務めるリッチ・ゴセージ氏(65)のインタビュー記事を掲載した。

 ゴセージ氏は22年間の現役生活で通算310セーブを記録。2008年には殿堂入りも果たした名投手だ。1990年には日本のプロ野球、ダイエーに所属していたこともあり、名前を記憶しているファンも多いだろう。

 「オールドスクール」とは、昔ながらの価値観やスタイルを意味する言葉。ゴセージ氏はこの「オールドスクール」を尊重するタイプの人物で、昨年はブルージェイズのバティスタが見せた「バットフリップ(本塁打の際にバットを高々と放り投げる行為)」を痛烈に批判した。

 そして、今年の矛先はクローザー。ゴセージ氏こう語る。「チャプマンにしろリベラにしろ、今日のクローザーは1イニングしか投げない。自分が現役の頃は3イニングを投げることもしばしばあった。クローザーはその頃と現在では全く異なるもので、比較なんかできない。比べられることは自分にとって侮辱的ですらある」。

 リベラとは言うまでもなくマリアノ・リベラ氏のこと。同氏はメジャー歴代最多となる652セーブを挙げ、史上最高の救援投手とも称される。しかし、ゴセージ氏は1イニングしか投げない投手をどうしても認めたくないのだろう。「今日の野球ではクローザーよりもセットアッパーの方が役割としては難しい」とリベラ氏の評価に否定的だった。

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2017年2月19日のニュース