江夏氏　コーチと“衝突”中日・大野を激励「選手が一番強い」

ブルペンで大野（手前）の投球練習を見守る江夏氏
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　通算２０６勝を誇るレジェンド左腕、江夏豊氏（６８）が１６日、沖縄・北谷の中日キャンプを訪れ、開幕投手候補の左腕・大野の活躍に太鼓判を押した。

　ブルペンで５５球の投球練習に熱い視線を送ると「もともと力がある。打線の援護があれば確実に１３、１４勝できる。勝ちにつながれば、自信にもつながる」と言い切った。朝倉２軍投手コーチと意見の相違があったことにも触れ「選手が一番強いんだから頑張れと応援したよ」と笑いを誘った。

　白井文吾オーナーも伝説の左腕と並んで視察。緊張感いっぱいのブルペンを終えた大野は「１―０で勝てる投球を追求していきたい」と、江夏氏の予想を上回る活躍に向け、意気込んだ。