松坂、二塁打２本浴びる…体追い込む時期「次はうまく調整したい」

シート打撃で７人に投げ汗を拭く松坂
Photo By スポニチ

　ソフトバンク・松坂が今キャンプで初めてシート打撃に登板。打者７人と対戦し、二塁打２本を許すなど復活の足がかりにはできなかった。

　先頭の牧原を初球のシュートで遊ゴロ、次の栗原から外角シュートで空振りを奪い「スライダーとシュートは良かった」と振り返った。ところが３人目で昨年支配下登録されたばかりの張本に左越え二塁打を許すと、７人目の内川にもカーブを左翼線に運ばれた。

　「思うように体が動かなかった。今は投げれば投げるほど悪くなる」と反省が口を突いた。体を追い込む時期と決め、前日もブルペンで１１１球を投げ込むとなどハイペース調整を続けており、この日は最速１３６キロどまり。１６日からの第４クールで紅白戦登板も予定している。「次はうまく調整したいと思う」という右腕に対し、工藤監督は「昨年の最後みたいに崩れることはなかった。まとまっていた」と評価した。