小久保監督12球団視察終了 侍「全体的に選手の仕上がり早い」

[ 2017年2月15日 09:50 ]

中田(左)に声をかける小久保監督
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 侍ジャパンの小久保裕紀監督が日本ハムの沖縄・名護キャンプを訪問。12球団の視察を終えた。

 「全体的に選手の仕上がりが早いと思いました。全選手がケガなく集合日を迎えて、ケガなく初戦に向かえる、そこだけを祈っています」

 2週間に及んだキャンプ視察の終着点。最多タイの4選手が所属する日本ハムの紅白戦を注意深く見守った。先制の右前打など2安打をマークした大野に「扇の要。本番でもあれくらいのバッティングをしてくれたら、つなぐ役割としては大きい」と期待。11日にも2軍キャンプで顔を合わせた中田は、初めての実戦出場で2打数無安打だったが「(左手首痛を抱えていることで)彼の場合、逆に力み、強引さがなくなったというか、いい方向に出ている」と安心した様子だった。

 宮崎での強化合宿は23日にスタート。「これから集合日までに何日かあるのでケガなくやってほしい。健康な状態で集まってほしいですね」。指揮官は、世界一奪還の炎を胸に宿した侍たちの集結の日を待ち望んだ。

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2017年2月15日のニュース