阪神・糸井「ぼちぼち」復活中 初マシン打撃&初屋外ダッシュ

[ 2017年2月12日 05:53 ]

マシン打撃を再開し、力強いスイングで快音を響かせる糸井
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 右膝関節炎で別調整中の阪神・糸井が11日、故障後初めて屋外でダッシュを行った。さらにマシン打撃を室内で再開するなど、回復は順調だ。

 「(屋外でのダッシュは)ぼちぼち良い感じ。きょうは中(室内)が良かった。寒さには超弱いから」

 気温12度で冷たい風が吹く中、宜野座ドームでアップを終えるとサブグラウンドに移動した。まずは芝生の上で、100メートルの距離をジョギングで2往復。続いて30メートル間をハーフダッシュで6本走り、40メートル間の曲線ダッシュを4本消化した。「まだ思い切って走っていない」と語るが、スピード感は迫力満点。本屋敷トレーナーからも「初めてにしては良い動きだった」と証言された。

 さらにマシン打撃では直球のみを51スイング、18度のバント。「ぼちぼちですね」と全力ではないことを強調したが、リラックスした状態から放たれる鋭いスイングに、故障の影響はほとんどない。ティー打撃でも、第2クールまではバランスボールに座った状態で打ち始めていたが、この日は最初から立った状態で94スイングするなどリハビリは順調だ。

 ただ、今後についてはまだまだ慎重だ。同トレーナーは「きょう良かったからと言って、明日から強度を上げるわけではないが、予定通り運動量を積み重ねていきます」と話した。

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