栗山監督“我慢”再認識 戦時中の日系人収容所訪問

[ 2017年2月7日 05:30 ]

日系人収容所記念野球場“ノゾミ・パーク”を見学する栗山監督
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 日本ハム・栗山監督がキャンプ初の休日だった5日(日本時間6日)、第2次大戦中に日本に協力する恐れがあるとして日系米国人が強制収容されたアリゾナ州ヒラリバー収容所跡地を訪れた。

 「日系人野球の父」銭村健一郎が収容所近郊に手作りの野球場「ゼニムラ・フィールド」を建設。日系人は数少ない娯楽として野球を楽しんだ。「先が見えない生活を送った方々に楽しみを与えた。野球は凄い」と栗山監督。その後は野球が日系人の「望み」だったことで命名された同州の総合運動施設「ノゾミ・パーク」も訪問した。

 大谷が右足首痛でWBC不参加。指揮官は日本の宝の二刀流に関し、その時々で苦しい決断を下している。「(我々も)まさに我慢というのがテーマなのかもしれない。(大谷は)世界一になるかもしれない選手。引退するまでコンディションは自分に責任がある」と再確認していた。 (ピオリア・山田 忠範)

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2017年2月7日のニュース