栗山監督 打者・大谷でもWBC心配「走れないと野球にならない」

[ 2017年2月3日 05:46 ]

室内練習場でティー打撃を行う大谷
Photo By スポニチ

 右足首痛により投手でのWBC出場を断念した日本ハム・大谷が、発表から一夜明けて迎えたピオリアキャンプ初日、予定通りの別メニュー調整に取り組んだ。

 「最悪こういうこと(投手での辞退)になるだろうなというのは分かっていた。自分の中で何パターンも考えてやっていたので特に心境は変わらない」。ランニング、約70メートルの距離での遠投を終えると、室内練習場へ。約30分間、ティーの上に置いた球を力強く打ち込んだ。

 「劇的に状態は変わらない」と打撃にこそ支障はないが、全力疾走はまだできない状態。ピオリアで打者として実戦出場させる可能性について、栗山監督は「そんな状況ではないのでは。下(半身)がしっかりしないと壊れてしまう。走れないと野球にならないから」と、改めて慎重な姿勢を示した。(柳原 直之)

続きを表示

この記事のフォト

2017年2月3日のニュース