糸井 全体練習合流「2月中旬には」金本監督「心配ない」

[ 2017年2月1日 05:47 ]

全体ミーティングに出席し、笑顔の糸井(中)
Photo By スポニチ

 プロ野球12球団は1日、国内外で一斉にキャンプインする。沖縄県宜野座村でスタートする阪神は31日、読谷村内のチーム宿舎で全体ミーティングを開いた。初参加となる糸井嘉男外野手(35)は現在、右膝関節炎のリハビリ中。当面は別メニュー調整となるが、全体練習合流時期について「2月中旬には」と見通しを明かした。今年の抱負を漢字一字で問われると、2年連続で『超』を選出。虎の“超人”としての新たな挑戦が、いよいよ幕を開ける。

 衝撃のニュースから1週間が過ぎた。1月24日、球団が糸井の右膝関節炎発症を発表。ウエートトレーニング中に右膝の違和感を訴え、キャンプインを目前にして痛恨のアクシデントだった。その後の回復具合はどうなのか…。渦中にいる本人がこの日、故障後初めて自らの言葉で今後の見通しを明かした。

 「(全体練習への合流は)2月中旬には、と考えている。それ(ケガ)があるので、ちょっと不安なんですけど。最初はちょっと別メニューでやらせてもらいますし、しっかり治して、早く回復できるようにしたい」

 阪神の一員として過ごす初の宜野座キャンプ。率直な不安を語る一方、表情に暗さはない。年明け早々には毎年恒例の米グアムでの自主トレを開始。「全然いつも通りの感じで、一からシーズンを戦うための体づくりをしていた」と振り返った。この日はバイク運動など軽めのトレーニングに終始したが、体つきはトレーニングウエア越しにも見てわかるほど筋肉で引き締まっており、仕上がりは上々。「(実戦に出て調整したいという意識は)全然ない」とし、当面は完治を最優先する意向を示した。

 「きょうは(全体ミーティングで)1人1人、ちゃんと顔を見てあいさつができた。やっと新しいチームに来たのだと実感している」

 新たな仲間たちとの対面にモチベーションはより高まった。今年の抱負を漢字一字で問われると、昨年に引き続き『超』を選出。「今年も『超』。(去年以上の成績を残す意欲は)もちろん」。さらに、今年のチームスローガン『挑む』にも引っかけて「自分自身にとっても新しい挑戦になる。全部含め、新しい挑戦に挑みたい」と猛虎1年目への決意を述べた。

 金本監督は糸井の全体練習合流時期について「心配していない。まあそれ(復帰時期)は状態がどうなるか分からんしね。こっちが日にち指定して無理しても、いかんし。もう彼に任せます」と改めて“放任”を明言。加えて「彼が言う日にちより、遅らせてもいいくらいかなと僕は思っている」と、より慎重な調整方針も提案した。

 調整を一任する指揮官からは、揺るがぬ信頼が伝わってくる。もちろん、応えてみせる。「挑戦」と位置づけた新天地で、虎の“超人”は着々とギアを上げていく。 (久林 幸平)

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2017年2月1日のニュース