ロッテ大地、二塁コンバート 昨季遊撃ベストナインも「戸惑いない」

[ 2017年2月1日 05:38 ]

今年も「キャプテン大地」。石垣島キャンプをPRする鈴木
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 キャンプイン前日。石垣市中央運動公園の屋内練習場で自主トレを行うロッテ・鈴木に、視察に訪れていた伊東監督が言った。

 「明日からセカンドをメインでやってもらうから」

 昨季のベストナイン遊撃手へのコンバート通達。タイミングとしても異例と言っていい。しかし、鈴木は落ち着いた表情でこう口にした。

 「驚きや戸惑いはない。前もって言ってもらえたので良いスタートが切れる」

 全143試合にスタメン出場した昨季は、遊撃での132試合のほか、三塁で9試合、二塁で2試合に出場。「昨年も二塁の練習をしていたし、自主トレでも両方やってきた」という。遊撃で13年にもベストナインに輝いた男が「基礎的なことからやりたい。恥ずかしがらずに、チームメートから勉強することもあると思う」と話す言葉に、覚悟がにじんだ。昨季、チームは正二塁手を固定できず、最多の80試合に出たナバーロは打率・217で退団した。3位から上を狙うため、強化する必要があった。

 突如空位となった遊撃では、若手のサバイバルが幕を開ける。中村、三木、大嶺翔らの名前が挙がる候補の中で、筆頭といえるのは15年ドラフト1位・平沢だ。

 昨季は23試合に出場も打率・149と課題が残った。2年目の飛躍を誓う19歳は鈴木のコンバートを聞き「やらなきゃいけないと感じるし、もっと自覚を持ってやれということだと思う」と表情を引き締める。慣れ親しんできた遊撃のポジションにはこだわりがある。「若さというか、キビキビした動きを出していければ。昨年は分からないこともあったが、2年目なので把握した上で動けると思う」と必死のアピールを続けていく。

 石垣市内のチーム宿舎では約1時間の1、2軍合同ミーティングが行われた。伊東監督は「チーム内競争」を掲げ選手個々のレベルアップを促した。「二塁・鈴木」を機能させるためにも、ハイレベルな遊撃争いを望んでいる。(町田 利衣)

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