千隼「自分の投球を受けてみたい」VRでミットに飛び込む感覚も再現

[ 2017年1月31日 08:30 ]

ロッテ・佐々木(奥)のVR動画撮影のため柳沼ブルペン捕手が捕手目線の360度カメラを装着する
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 ロッテが慶大大学院メディアデザイン研究科との共同プロジェクトとして、VR(バーチャルリアリティー)でドラフト1位・佐々木(桜美林大)の投球を体感できるプロジェクトを進めている。4月の本拠地開催の1カードで球場内にブースを設立。ファンが専用のゴーグルとミットをつけることで360度映像体験が可能となる。これまでにも視覚的なVRはあったが、今回はミットの衝撃なども測定し実際にボールがミットに包み込まれる感覚も再現することが可能になった。

 担当者は「野球ファンの誰もが、プロ野球選手のボールを受けてみたいという憧れがある。今回はそれをVRの世界で再現できないかというプロジェクト」と説明。将来的には球場に全選手を体験できるブースを常駐したい構想もある。撮影を終えた佐々木は「完成したら自分のボールを受けてみたい」と話した。

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2017年1月31日のニュース