阪神新助っ投メンデス 入団会見で最速“上方修正”159→162キロに

[ 2017年1月30日 09:35 ]

高野球団本部長(左)に帽子をかぶせてもらい笑顔のメンデス
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 阪神の新守護神候補、ロマン・メンデス投手(26=レッドソックス3A)が29日、兵庫県西宮市内の球団事務所で入団会見し、直球の最速を自ら上方修正した。事前情報では99マイル(約159キロ)だったが101マイル(約162キロ)と大台突破していることを告白。自慢の剛速球をさらに磨き上げ、大谷(日本ハム)が持つ日本球界最速165キロ更新も視野に入れる。

 大きな体に、後ろ髪だけ赤く染めた個性的なドレッドヘア。初めて背番号20のタテジマに袖を通したメンデスは、陽気な性格がわかるような人なつっこい笑顔を見せたが、プロらしく、自身のアピール材料を口にした。

 「161、2キロを投げていた。自分の一番の武器はストレートと思っている。それを生かすためにスライダー、フォークも投げるんだ」

 外国人の場合、特に来日当初は少々“大口”になることもある。スピードガンの違いもあるためうのみにはできないが、速球には相当な自信を持っていることだけは間違いない。昨季在籍した同じドミニカ共和国出身のマテオ、ドリスも160キロまでは届かなくとも155キロ超を連発。メンデスも同タイプだけに、当然、期待は高まる。

 26歳でメジャー経験は少ないが、プラス方向に解釈すれば、伸びしろは十分に残っているはず。日本流のハードな練習や指導法がマッチすれば、自己ベストの更新も夢ではないはずだ。

 「アメリカにいた時も日本人選手に日本の野球のことを教えてもらっていたし、日本で野球がしたかった。すごく組織的でまじめにプレーする印象。日本に来て自分が成長できるなと思った」

 言葉通りの剛腕なら、見えてくるのは最速記録の更新だ。阪神では昨季、藤浪が球団初の160キロをマーク。国内最速は昨季のクライマックスシリーズファイナルで日本ハム・大谷が計測した165キロ。「そこも目標にしてやりたいなと思うよ」。すでに日本の公式球も取り寄せ試投済みで「少し小さいかな。スピードも上がるんじゃないかなと思う」と不敵な笑みを浮かべた。

 会見後には早速、甲子園球場でマテオとキャッチボール。60メートルほどの距離ながら、長旅の疲れや時差ぼけも感じさせず、力強い球筋を披露した。レンジャーズ時代には、同僚だった藤川に「野球に真しに取り組むこと。それが活躍するために必要なこと」と金言をもらったことも明かした。まじめさとハングリーさの両方を感じさせる新守護神候補が、ベールを脱ぐ日は近い。 (山添 晴治)

 ◆ロマン・メンデス 1990年7月25日生まれ、ドミニカ共和国出身の26歳。07年にレッドソックスと契約。10年にレンジャーズへ移籍し、14年7月にメジャーデビュー。15年途中に再びレッドソックスへ移籍。メジャー通算45試合0勝2敗0セーブ、防御率3・09。16年は3Aで32試合4勝2敗2セーブ、防御率3・38。1メートル91、107キロ。右投げ右打ち。

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