藤浪 “岸カーブ”手応え WBC球で驚異の曲がり 隣の横山も興奮

[ 2017年1月30日 05:30 ]

ブルペンで投げ込む藤浪
Photo By スポニチ

 侍ジャパンに阪神から唯一、選出されている藤浪晋太郎投手(22)が29日、先乗り合同自主トレ初日からブルペン入りし、WBCの秘密兵器となる“岸カーブ”を手にした。

 「(カーブは)球数そんなに投げてないですが、感じは良かった。しっかり投げられているということは、腕をきっちり縦に振れているということ」

 ムチのようにしなる腕の振りとは対照的に、ボールは大きな弧を描いて縦にゆっくりと落ちていく。滑りやすく変化球が通常より曲がりやすいとされるWBC球によって持ち球のカーブが「化学変化」を起こした。

 自身の手応えはもちろん、目の当たりにした同僚も驚いた。隣で投げていた3年目の横山は「晋太郎のカーブ、すごかったですね。ブレーキがかかって。(楽天の)岸さんが投げるカーブみたいでした。僕もカーブが持ち球で人のカーブはよく見るようにしてるんですが、今日のはすごかった」と興奮を抑えきれない様子で振り返った。

 「曲がりすぎてほしくない球種もある」と説明したようにすべての変化球に当てはまることではないが、カーブに関しては好影響と言える。

 今年5度目の投球練習では、持ち球すべてを試し53球。06、09年と2大会連続でWBCに出場した藤川から助言を受ける場面もあった。

 「いろいろ経験されている方なので、いろいろ聞いて教えてもらいたい。人それぞれ考えは違うけど、聞いていくことでタメになる」

 世界を知る先輩の力も借り、侍戦士としての完成度を上げていく。 (遠藤 礼)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「野村克也」特集記事

2017年1月30日のニュース