広島・大瀬良 今年こそ新球スプリット投げる「精度がよくなってる」

[ 2017年1月21日 05:30 ]

ブルペン入りした大瀬良
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 広島・大瀬良が20日、合同自主トレが行われている大野練習場で3度目のブルペン入り。計82球のうち、プロ入り前から習得に取り組む“新球”スプリットを2球投げ、今季の新たな武器として手応えを強調した。

 「大学の時は使い物にならなかったけど、精度が少しずつよくなっている。今年はやっていけるのではと思います」

 昨季はフォークを投げていたが、精度に難があると自認。侍ジャパン強化試合に招集された昨秋、DeNA・山崎康に浅い握りを教わり、ドジャース・前田らとの沖縄自主トレで試投を繰り返すうち好感触を得た。

 この日は立ち投げで50球、今春初めて捕手を座らせ新球を交えて32球。カットボールやスライダーも投げた。「思っていたよりも順調です」と話す表情は明るい。「三振を取る球として使えれば」。先発に再転向する今季。新球が右腕の復活を後押しする。

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2017年1月21日のニュース