広島・新井 受けて立つ!阪神・能見から年賀状“今年は打たせませんよ”

[ 2017年1月20日 06:20 ]

ノックを受ける新井(左)
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 広島・新井貴浩内野手(39)が19日、阪神・能見から受けた“リベンジ宣言”に対して、受けて立つ構えを示した。昨年は15打数7安打、打率・467と好相性。「そんなに打っている感覚はない」としながらも、再戦を心待ちにした。

 「能見から年賀状をもらったんだけど、直筆で『今年は打たせませんよ』と書いてあった。秘策でもあるのかと思ってビビってるよ」

 そう言うとニヤリと笑ってみせ、返り討ちへの自信をのぞかせた。能見が17日に沖縄での自主トレを公開した際に、リベンジを宣言。それだけではなく、年賀状でも“宣戦布告”していたのだから驚きだ。昨季の対決を「クイックとかいろんなことをして、崩しにきてるなとは感じた」と振り返るが、その都度、新井が高い集中力と技術ではねのけていた。

 阪神に所属した08〜14年の同僚で、気心も知れている。「彼がどういう選手かわかっているし、今年も対戦は楽しみ」。その言葉を裏付けるのが通算成績。前回の広島在籍時も含めると、56打数23安打の打率・411、6本塁打、16打点の数字を誇る。

 この日は合同自主トレ休日にも関わらず、マツダスタジアムに隣接する屋内練習場で自主トレを行った。「休みとか関係ない。できるときにどんどんやっていかないといけないから」。11日から13日までは鹿児島で護摩行、14〜16日までは名球会のイベントに初参加。その間、練習時間を十分に確保できておらず、全力でノックなどのメニューをこなした。不惑で迎えるシーズンでも手を抜かない姿勢は健在。その背中でチームを引っ張っていく。 (柳澤 元紀)

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2017年1月20日のニュース