鳥よ名球会早く来い 福留、名球会で虎“若手”1人でさみしさ

[ 2017年1月17日 05:45 ]

カートで移動する阪神・福留(手前)と山本浩二氏
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 次は鳥谷の番だ!

 宮崎県内で16日に「名球会チャリティーゴルフトーナメント」が開かれ、阪神・福留孝介外野手(39)が2000安打まで128本に迫る後輩、鳥谷の今季中達成に期待をかけた。

 「広島とか中日を経験した人が多いなと感じた。阪神の選手も増えていけばいいなと思うし、それを目指してやってくれたらいい。(阪神で鳥谷は特別)それは間違いないことだと思うし、誰もが認めていること。それを彼がどうとらえてこれから生かしてくれるか。彼自身、今シーズンはやってくれると思う」

 新会員として初参加した3日間の名球会行事が終了。最終日は理事長の山本浩二氏と同組でゴルフを楽しんだ一方、年齢の近い会員が多く参加した中日、広島勢に比べて阪神出身の“若手”が自分しかいなかったことにさみしさを覚えた。

 古巣の中日勢では現役の岩瀬をはじめ、山本昌氏、立浪和義氏、谷繁元信氏、和田一浩氏らが参加。広島勢も同じ現役新会員の新井、引退したばかりの黒田博樹氏、前田智徳氏らが名を連ねた。

 最年少としてあいさつや気配り、雑用に大忙しで「久しぶりにルーキーの時の気持ちがよみがえるような3日間だった」と振り返った。後輩が入っても重鎮がたくさんいるだけに「しばらくは新井さんが言われていたように“かばん持ち、お茶くみ”を頑張ります」と笑わせたが、阪神から自身に続く選手が出てきてほしい気持ちは強い。

 残り128本は鳥谷なら定位置さえ確保できれば十分に手が届く数字。主将の重責を譲り受け、復活をアシストする態勢も整えた。来年は一緒に名球会に参加するべく、2人で猛虎を引っ張る意気込みだ。 (山添 晴治)

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2017年1月17日のニュース