阪神ドラ6福永 寮生活1カ月で7キロ減量「動けている」

[ 2017年1月13日 05:30 ]

7キロ減量した体で軽快?にランニングする福永(左から2人目)
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 まさに、ベジタブルダイエットだ。阪神のドラフト6位・福永春吾投手(22=四国アイランドリーグplus徳島)が12日、大減量に成功していたことを明かした。

 「入寮のときより動けている。(ここまでは)順調だと思います。(入寮時の)体重は96キロ。今は89キロ。これから練習もハードになっていくので、(体重は)落とさないようにしたい」

 早くもチームスローガンの「挑む!」を実践していた。他の新人選手よりもひと足早く昨年の12月7日に唯一、選手寮の「虎風荘」へ入寮。その際の体重は96キロだった。しかし、入寮後から約1カ月間で実に7キロの減量に成功。初のキャンプインへ向けて肉体改造に取り組んでいた。

 「僕は太りやすく、やせやすい体質なんです。(独立リーグでの)過去、2年間を考えても(今は90キロ前後の体重の方が)オープン戦、シーズンと体がキレてくる。今は毎日、4回体重計に乗っている。(入寮後から)栄養チェックと(食事)ノートをつけています」

 絶え間ない努力の成果を数字で示した。寮の食事では毎食、どんぶり鉢で野菜を食べることが日課。夕食は糖質カットの食事で主に野菜、主菜、副菜の食生活を継続し、ノートには毎食のメニューを記していた。

 「これからは、もっと体が資本になる。何を、どれだけ食べたら太るとか、栄養をチェックしてノートに書いている。これからも続けます」

 誰からのアドバイスも受けず、自発的に食生活の改善を実行した。プロとしての自覚も十分で、新人の中では唯一の独立リーグ出身。苦労人でもある虎のベジタリアンが、ベストコンディションでキャンプインを迎える。  (山本 浩之)

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2017年1月13日のニュース