日本でもプロ、アマともに併殺崩し禁止に 大リーグは昨季から変更

[ 2017年1月12日 08:15 ]

併殺を阻止するための危険がスライディングが禁止に
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 プロ、アマ合同の日本野球規則委員会が11日、東京都内で開かれ、併殺を阻止するための危険なスライディングを防ぐ規定が公認野球規則に追加されることが決まった。

 昨年の大リーグでのルール変更を受けた改正。プロは昨年導入した本塁でのコリジョン(衝突)ルール同様、選手の故障防止が目的となる。

 規則では、正しいスライディングの要件として体全体が塁に向かうことや、野手との接触目的で進路を変えないことなどが定められる。違反した場合は守備妨害が適用され、当該走者だけでなく、打者走者とともにアウトとなる。プロは、23日の12球団実行委員会で具体的な運用方法を決める。

 また、ファウルグラウンドでの捕球後に選手がベンチ内に入り込んだ場合、従来は倒れ込まない限りプレーを続けられたが、今後は踏み込んだ時点でボールデッドとなり、走者が1つ進塁することが決まった。

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