本物のイチローだ!「スゴイ…」オリ新人初対面も圧倒された

[ 2017年1月11日 06:15 ]

新人たちの前で話す福良監督(中央)
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 オリックスの新人合同自主トレが10日、ほっともっとフィールド神戸で始まり、潰瘍性大腸炎で入寮が遅れた育成5位・中道(明大)を除く13選手が参加した。自主トレで同球場を使用するマーリンズ・イチローがサプライズ登場も自己紹介などはできず…。今後も接触の機会はあり、イチローへのアピール合戦が幕を開けそうだ。

 練習合間のベンチ裏でイチローと初対面。13人が一人ずつあいさつをしようとすると「多すぎて覚えられないから…」と逆に自己紹介を受けた。グラウンド上で接触はなく軽快な動きを目で追うだけ。ドラフト1位・山岡(東京ガス)は「ファン目線で、単純にすごいな…と見ていました」、同2位・黒木(立正大)は「体がすごく柔らかい」と初日は存在感に圧倒されるだけで終わった。

 グラウンド上でイチローと談笑した福良監督は「アイツは聞きに行けば、嫌がらない。見るだけでも勉強になる」と積極的な接触を推奨し、オフに合同練習する新選手会長のT―岡田も「このチームにいる特権ですから」とうなずいた。名を売り、活躍の秘けつを盗みに行くたくましさが金の卵に求められる。 (桜井 克也)

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2017年1月11日のニュース