元ロッテ中後「チャンス」Dバックスのメジャーキャンプ参加へ

[ 2017年1月11日 05:30 ]

元ロッテの中後
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 ダイヤモンドバックスは9日、昨季傘下マイナーに所属した元ロッテの中後悠平投手(27)とマイナー契約を結び、メジャーキャンプに招待すると発表した。背番号は64。中後は「このチャンスをつかみたい。簡単ではない壁だが、自分の力を信じてアピールしたい」と話した。

 ダ軍は左の中継ぎ投手が手薄。メジャー40人枠にはチェフィン、ハサウェーの2人がいるものの経験は浅く、昨季は防御率がそれぞれ6・75、4・91と不振だった。また、現時点で中後以外に招待選手の左腕3人はメジャー経験がなく、チャンスは十分ある。

 バッテリー組のキャンプは2月14日(日本時間15日)に初日を迎え、中後はそれに先駆けて今月18日(同19日)から3日間のミニキャンプにも参加する予定。昨季は3Aの登板全13試合で無失点と好投したが「去年の成績は関係ない。生半可な気持ちでは打たれる」と表情を引き締めていた。

 ≪日本人デビュー23年連続なるか≫日本選手は95年にドジャース入りした野茂英雄以降、22年連続でメジャーデビュー。中後は記録継続へ期待がかかる。また、12〜15年のロッテ時代に通算37試合で2勝と日本のプロ野球でブレークできなかった中後がメジャーデビューを果たせば、柏田貴史(渡米前26試合で1勝)、大家友和(同34試合で1勝)らに続く形での「アメリカンドリーム」実現となる。

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2017年1月11日のニュース