竹安 メジャー555発男斬る!高知・ラミレスと対戦へ

[ 2017年1月10日 05:30 ]

キャッチボールを行う竹安
Photo By スポニチ

 レジェンド斬りで腕試しだ。阪神・竹安大知投手(22)が9日、四国アイランドリーグplus・高知と契約合意したマニー・ラミレス外野手との対戦に興味を示した。例年、2軍は春季キャンプ中やシーズン中も高知と練習試合をしており、自慢の直球で抑え込む構えだ。

 「(ラミレスは)ワールドチャンピオンになってましたよね? 楽しみはある。(メジャー中継も)見てましたね」

 04年にレッドソックスのワールドシリーズ制覇に貢献するなど、メジャー通算555本塁打をマークした世界屈指の大砲と、相まみえる可能性が浮上し、目を輝かせた。

 現時点で来日時期などは未定だが、キャンプ中に超大物との対戦となれば、他の若手投手もこぞって対戦を熱望しそう。それでも、掛布2軍監督から春季キャンプ初日に予定されるシート打撃への登板を求められるなど今季の「推しメン」として大きな期待をかけられている右腕が、高知との一戦に抜てきされる可能性は十分に考えられる。

 「まず自分のことをやらないといけない。(ラミレスに対しても)自分のピッチングをすること自体は変わらない。自分の球をしっかり投げるだけなんで」

 ラミレスとの対戦も、あくまでアピールの一つであることを強調し、今季に懸ける思いを表した。年末年始も「2月1日を意識してやってきた」と“開幕投手”に照準を定めてトレーニングを積んできた。9日も鳴尾浜球場でキャッチボールなどで汗を流し、順調なら今週末にはブルペン入りする見込みだ。

 「昨年は一年ケガが多くて、今年はケガしないこと(が目標)。1軍で1試合でも多く投げられるように」

 高山ら他の同期入団5選手は昨年、1軍デビューを果たした。ライバルを追い抜くべく、竹安が逆襲の2年目へ燃えている。 (遠藤 礼)

続きを表示

2017年1月10日のニュース