マニー・ラミレス 四国IL高知と契約合意「現役にこだわり」

[ 2017年1月10日 05:30 ]

独立リーグ、四国アイランドリーグplusの高知への入団が決まったマニー・ラミレス(中央)(高知ファイティングドッグス球団提供)
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 四国アイランドリーグplusの高知は9日、レッドソックスなどでメジャー通算555本塁打をマークしたマニー・ラミレス外野手(44)と契約に合意したと発表した。米フロリダ州で交渉を行った大砲は「日本でプレーすることを強く希望していた。現役としてプレーすることにこだわっているので、高知球団に感謝しています」とコメント。メジャーで最後にプレーしたのは11年で、カブス傘下の3Aアイオワに在籍した14年以来の現役復帰となる。

 球団によると、昨年11月に米国でトライアウトを開催したのがきっかけで、ラミレス側から高知の外国人選手を通じて入団の希望を伝えられた。梶田宙球団社長は「NPBやトップリーグを目指すために環境を提供できて良かった。日本を盛り上げたいという思いも合致した」と話した。来日時期や契約期間は未定だが、大リーグ公式サイトなど米メディアも報道。CBSスポーツは「メジャー史上でも偉大な右打者の一人」と紹介した。

 ◆マニー・ラミレス 1972年5月30日、ドミニカ共和国生まれの44歳。93年にインディアンスでメジャーデビューし、レッドソックス時代の04年には86年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献。07年にも世界一。首位打者、本塁打王、打点王各1度。メジャー通算2302試合、打率・312、555本塁打、1831打点。13年は台湾の義大でプレーした。1メートル83、102キロ。右投げ右打ち。

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