中日・荒木、巨人・立岡ら、小学生に野球教室 熊本地震復興支援

[ 2017年1月9日 18:16 ]

熊本地震の復興支援イベントで、キャッチボールの指導をする中日の荒木
Photo By 共同

 熊本県出身のプロ野球選手、中日の荒木雅博内野手(39)、巨人の立岡宗一郎外野手(26)、ヤクルトの山中浩史投手(31)らが9日、熊本市内で熊本地震の復興支援イベントに参加し、同市内の小学生のために野球教室などを開いてスポーツの楽しさを伝えた。

 選手たちは児童にキャッチボールを指導。「教えてもらったことをノートに書き留めること」、「相手のことを考えてボールを投げてあげて」などと、力がこもったアドバイスを送った。

 荒木内野手は「(熊本は)復興に向かっている。また何か手伝うことができれば」と話し、立岡外野手も「地元を盛り上げる意味で、来年も再来年も続けられれば」と意欲的だった。山中投手は「昨年12月に地元に戻ってきたが、震災の爪痕を見て言葉にならなかった。一日でも早く復興してほしい」と話した。

 イベントは日本プロ野球選手会が日本バスケットボール選手会、日本ラグビー選手会と共同で開催。ラグビー元日本代表の広瀬俊朗氏(35)らも参加した。

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2017年1月9日のニュース