巨人 ドラ1吉川尚、緊張の面持ち 初々しく「挑戦していきたい」

[ 2017年1月9日 16:42 ]

巨人の新人合同自主トレが始まり、ランニングする吉川尚(中央)ら
Photo By 共同

 巨人の吉川尚(中京学院大)は高橋監督ら首脳陣やファンから多くの視線を浴びる中、緊張の面持ちでノックや打撃練習に取り組んだ。「プロとしての自覚を持ってやっていこうと思っている。勝負の世界。どんどん挑戦していきたい」と初々しく話した。

 正二塁手として期待されるドラフト1位。「開幕1軍が目標。その中でチャンスは必ず来ると思う。結果的に新人王のタイトルを取れたらベスト」と気合を入れた。

 また、新人選手が合同自主トレーニング後に、寮で研修を受けた。2015年に3選手が野球賭博に関わったとして無期失格処分を受け、昨年3月にも新たに関与している選手が発覚して1年間の失格処分となった。講師役の松尾英治寮長は「4人は非常に才能のあった選手だったが、どっかに隙があったのかもしれないと正直に話した。うまく伝えたつもり」と説明した。

 吉川尚は「野球界に迷惑を掛けるし、ファンあっての僕たち。喜ばせるように持っていきたい」と感想を語った。

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2017年1月9日のニュース