駒大新監督の大倉氏、合宿所で就任あいさつ「誇りと伝統つくっていきたい」

[ 2017年1月8日 19:34 ]

駒大の新監督に就任する大倉孝一氏
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 東都大学野球リーグ2部の駒大の新監督に2月1日付で就任する侍ジャパン女子代表監督の大倉孝一氏(54)が8日、都内の同大合宿所でナインに就任のあいさつを行った。

 昨年9月の女子W杯で5連覇に導いた手腕を評価され、15年秋に2部へ転落した母校の再建を託された新指揮官は「学生野球は自己成長を図る場。レギュラー、補欠は関係ない。勝つ、負けるの前にここにいる意味を考えてほしい。野球部の誇りと伝統を新たにつくっていきたい。ここにいる部員はこれをやるためにいると伝えました」と決意表明した。

 昨秋には2部で戦う選手の試合を観戦。大学4年時に控え捕手として日本一も経験した大倉氏は「2部の試合を初めて見た。神宮でやらせてあげたいと思った」と今春の1部昇格を誓い、「一歩ずつ階段を上って日本一を目指す」と力を込めた。「毎年勝ち続けるために」バッテリー中心の「点をやらない野球」を目指すとし、「その準備をできる限りやりたい」と話す指揮官に、米満主将も「日本一になるために、まずは一部昇格を目指したい」と意気込んだ。

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2017年1月8日のニュース